月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年2月21日(火)

エフェソ4章 三位一体と信仰生活

主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、すべてのものの父である神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。(エフェソ4:5-6)

 「神が御自身について、父、子、聖霊、三つの位格が、唯一まことの永遠の神であると、御言葉において啓示なさいました」(ハイデルベルク信仰問答 問25の答・要約)。真理の霊であられる聖霊が、私たちに、御言葉を明らかにしてくださるお働きによって、私たちは三位一体の神を告白することができます。

 しかし、この告白は、単に教理や神学における告白だけに留まるものではありません。すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられる神は、洗礼や交わり、伝道など、私たちの信仰生活の領域においても、ご自身が三位一体の神であられることを示してくださいます。それゆえ、私たちは信仰の営みにおいても、三位一体の神を告白することができます。

 神が三位一体の神であられるという告白は、信仰生活とかけ離れているものではありません。むしろ、私たちの毎日の信仰生活と密接な関係があります。生活の上にあり、生活を通して働き、生活の内におられる父、子、聖霊の共同の働きによる豊かさを感じる時、私たちはより深く神の恵みを味わうことができるのです。

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