月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年1月22日(日)

ローマ8章 今年もキリストのみが救い主

死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。(ローマ8:34-35)

 古代において、王はその右の座に皇太子や総理大臣を置き国の統治を任せました。この世界のまことにして唯一の王であられる神の右の座。そこにはイエス・キリストが座しておられます。この御方が父なる神とわたしの間を取り持ってくださいます。

 宗教改革の時代、改革者たちは「神とわたしたちを執り成す方は、キリストのみである!」と力強く声を上げました。神とわたしの間にいてくださる方は、誰でもよいわけではないのです。神を信じることに疎く、信じた後も失敗を繰り返す私たちに愛想を尽かすことなく、最後まで面倒をみてくださる御方でなくては、この大役は務まりません。それができるのは、十字架の死と復活によって、私たちへの愛を示してくださったイエス・キリストのみです。

 使徒パウロは「この御方の愛からは、何者も、わたしたちを引き離すことはできない!」と力強く語ります。

 新しい年にも、私たちを否定する数多くの力があることでしょう。体のこと、性格のこと、社会的なこと…。しかし、どんな力が自分を否もうとも、キリストがあなたを肯定してくださいます。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2017 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.