月刊誌リジョイス 聖書日課 2017年1月8日(日)

フィリピ3章 今年も信仰によってのみ救われる

わたしには、律法から生じる自分の義ではなく、キリストへの信仰による義、信仰に基づいて神から与えられる義があります。(フィリピ3:9)

 神は悪を憎み、正義を求められます。この御方と特別な関係を結ぶには、正しさ(義)を身に纏う必要があります。しかし罪人である私たちにとって、神の基準に従って正しく生きることは、無理難題以外の何ものでもありません。

 使徒パウロは自分の行いによって得ようとする正しさを「律法から生じる自分の義」と言います。「行いで得られる義など、神に通用しない自己満足の正しさだ」と言うのです。

 神の御心にかなう正しさは、「キリストへの信仰」によって「神から与えられ」ます。あなたを救うのは、あなたの行いではなく、キリストの行いです。キリストは、神に通用する正しさを十字架の死に至るまで、あなたの代わりに、貫き通してくださいました。

 「このキリストを信じること。それだけでよい。それであなたを正しい者と認めよう。わたしと特別な関係を結ぶのに必要なのは、キリストを信じる『信仰のみ』である」。聖書を通して神は言われます。

 新しく始まった一年、あなたには「救い」という神との特別な関係を歩むために「信仰に基づいて神から与えられる義があります」。

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