マタイ10章 父の御旨でなければ髪の毛1本も落ちない
2羽の雀が1アサリオンで売られているではないか。だが、その1羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。あなたがたの髪の毛までも1本残らず数えられている。(マタイ10:29-30)
1羽の雀さえも父なる神のお許しがなければ落ちない。髪の毛までも1本残らず数えられている!実に衝撃的な主イエスのお言葉です。
わたしの場合などは、すっかり数えやすくなってしまいました。神がずいぶんお許しになったようです。きっとそれだけわたしのことを心に留めてくださったのだと、主のお言葉に励まされます。
生きとし生ける物はすべて神の摂理と統治の下に置かれている。父なる神は、悪人の上にも善人の上にも、太陽を昇らせ雨を降らせる(マタ5章45節)。これは、天地万物を創造なさった神を信じる聖書の根本的な信仰です。
しかし、きょう、私たちが心に留めたいのは、そのような神が御自分の命さえも惜しまずに御自分のものとしてくださった、キリストに結ばれた人びとへの神の御心です。
『ハイデルベルク』は、主イエスに結ばれた者に対する父なる神の御心を「実に万事がわたしの救いのために働くのです」と告白します(ロマ8章28節参照)。
きょう一日も、わたしの身の上に起こる一切のことがわたしの救いのために働くとは、何という幸いでしょう。
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