月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年12月24日(土)

マタイ2章 引き寄せられた人びと

家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。(マタイ2:11)

 「占星術の学者たち」と訳されている言葉は、ペルシアあたりの身分の高い学者を意味しています。占星術だけではなく、医術や薬品、学問に秀でていた学者たちです。天体の運行にも精通していて、見たことのない不思議な星から、ユダヤに新しい王が生まれたと判断し、わざわざ訪ねて来たのです。

 砂漠の道を千キロメートル以上も旅するのは大変なことです。彼らの数が3人とされるのは、持ってきた贈り物が3品であることからでしょう。身の回りの世話をするお付きの人がいたことでしょうから、キャラバンを組んで多人数で行動していたことでしょう。

 それにしても、何という情熱でしょう。「拝みに来た」とあります(2節)。ただただ会いたかった、礼拝したかったと言っているのです。御子の誕生は彼らを惹き付け、神は、イスラエルではない人びとのこのような願いをも喜んで受け入れてくださいます。

 私たちの救い主イエスは、いろいろな人を引き寄せるお方です。そして、この方を拝みに来る人は豊かな祝福を得ます。多くの人がそうであるようにと祈ります。

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