アビヤの子アサが南王国ユダの王となりました。彼は敬虔な王でした。あるとき、クシュ人の王ゼラが百万の大軍を率いて攻めて来ました。アサ王は、軍勢ではゼラの足もとにも及びませんでしたが、彼は助け求める神を知っていました。彼は神に祈りました。神にとって、私たちが強かろうと弱かろうと全く関係ありません。かえって、私たちが弱い時にこそ神の力が現れるのです。また人間はどんなに頑張っても神と並ぶことができません。並ぼうとする人間の高慢を、神は必ず打ち砕かれます。アサは彼の神、主を呼び求めて言った。「主よ、あなたは力のある者にも無力な者にも分け隔てなく助けを与えてくださいます。わたしたちの神、主よ、わたしたちを助けてください。…あなたはわたしたちの神、主であって、いかなる人間もあなたに対抗することができません。」(歴代下14:10)