月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年9月16日(金)

黙示録12章 自らの証しの言葉で勝利する

この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、投げ落とされた。…
「我々の兄弟たちを告発する者…が、
投げ落とされたからである。
兄弟たちは、小羊の血と
自分たちの証しの言葉とで、
彼に打ち勝った。」(黙示録12:9-11)

 「年を経た蛇」は、エデンの園で神のようになれるとアダムとエバを唆す蛇を思い起こさせます(創3章)。悪魔とサタンは、ギリシア語とヘブライ語の違いだけで、内実は同じで、両者ともこの竜の別名です。

 「この巨大な竜」は、神に敵対し、神を悪し様に語り、神を信じないようにと人びとを惑わします。また、キリスト者の心に潜むどんな小さな罪をも見逃さず、暴き続け、神の御前にキリスト者を罪人として訴えます。自分は赦されない罪人であると、人に思い込ませ、人を神から引き離そうとします。

 この竜は、神の前には無力で、天上においては居場所がなく、天から投げ落とされます。しかし、地上において自らを巨大化させ、人に対して戦いを挑みます。

 竜の攻撃が如何に激しくとも、殉教の死を遂げることがあったとしても、私たちはキリストの血の贖いに感謝し、神をほめたたえます。私たちは、世の冒涜の言葉に悩まされ、自分の罪に苦しんでも、神を賛美し、自らの証しの言葉を手放すことはありません。神をほめたたえる者は、この竜に勝利する者です。

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