神の右の御手に巻物、黙示録がありました。この巻物には、神の摂理によるこれから起こる出来事が記されていましたが、封印されていました。御使いの一人が、「封印を解いて、この巻物を開く」、即ち神の御心・摂理の展開を明らかにする者はいないかと問いましたが、だれもいません。そこでヨハネは激しく泣きます。もしだれもいなかったなら、ただ決定的な滅びが来るだけです。賛美の歌は消え去り、悲しみの歌だけとなるからです。わたしはまた、玉座と四つの生き物の間、長老たちの間に、屠られたような小羊が立っているのを見た。小羊には七つの角と七つの目があった。この七つの目は、全地に遣わされている神の七つの霊である。小羊は進み出て、玉座に座っておられる方の右の手から、巻物を受け取った。(黙示録5:6-7)