月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年8月12日(金)

フィリピ2章 確かな人

テモテが確かな人物であることはあなたがたが認めるところであり、息子が父に仕えるように、彼はわたしと共に福音に仕えました。(フィリピ2:22)

 パウロには同労者がたくさんいました。その中で代表的な人物がテモテです。投獄されたパウロは、フィリピの教会を心配し、様子を知るためにテモテを遣わそうとしています。

 テモテはパウロと同じ思いを抱いて、親身になってフィリピの教会のことを心にかけている人でした。テモテは自分のことよりもイエス・キリストのことを追い求める人です。そして、息子が父に仕えるように、パウロと共に福音に仕えていました。このようなテモテの働きは、パウロだけでなく、フィリピの教会も認めるところです。

 パウロはテモテのすべての働きを一言で称賛し、推薦します。それは「確かな人物」であるという言葉です。この言葉は、彼の確かさが試みを通して証明された、試みを通してテモテが認められたという意味です。パウロは試みの中にあったテモテを応援し、確かな人となるようにと祈ったに違いありません。

 私たちが試みを受けるとき、主イエスは試みを乗り越えて、確かな人となるように助けてくださいます。試みを通して、私たちはさらに成長し、確かな人となるのです。

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