ダビデはレビ人をレビの子ゲルション、ケハト、メラリの組に分けた。(歴代上23:6)
ダビデは、神によって、自分の計画を変更させられました。しかし、それによって、まず大切な事柄に力を注ぐことへと導かれたように見えます。彼はレビ人の状況を調べました。「30歳以上のレビ人を数えたところ、その男子の数は、3万8千人であった」(3節)。そして、彼らの務めを定め、「2万4千人は主の神殿における務めを指揮する者に、6千人は役人と裁判官に、4千人は門衛に、4千人は、ダビデが賛美するために作った楽器を奏でて、主を賛美する者になった」(4、5節)。
建物を建てる前に、働き人を整えることが先になりました。このことこそ、神殿建築にふさわしい進め方のように思われます。実際、どんなに堅固な建物を建てても、そこでの営みの内容が何よりも重要なことです。
すぐには、そう思えなくても、主に従うことこそ、最も賢い選択です。「心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず、常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば、主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる」(箴3章5、6節)。
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