月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年8月3日(水)

歴代上22章 神と共に歩む人の志

「わたしの子よ、わたしはわたしの神、主の御名のために神殿を築く志を抱いていた。」(歴代上22:7)

 ダビデの最初の志は、自分が神殿を建築することでした。「わたしはわたしの神、主の御名のために神殿を築く志を抱いていた」。その志を実行に移すだけの力もあり、時も熟しているように見えました。しかし、神はお許しになりませんでした。「あなたがわたしの名のために神殿を築くことは許されない。見よ、あなたに子が生まれる。…この子がわたしの名のために神殿を築く」(8〜10節)。

 ダビデはそれを知って、ソロモンのために祈ります。「今こそ主が共にいてくださり、あなたについて告げられたとおり、あなたの神、主の神殿の建築を成し遂げることができるように」(11節)。また、ソロモンのために、必要な資材も人材も抜かりなく準備しました。それは、自分が建設を主導する以上に苦労なことだったかもしれませんが、主の御心を自分の志としました。

 神の明瞭なご意志を知って、ダビデは最初の志を捨て、自分の志にこだわらず、神の御心に従って、自分の志を修正しつつ進みました。これが神と心を一つにして歩む人の志の持ち方です。

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