月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年5月3日(火)

詩編102編 主を賛美するために

後の世代のために
このことは書き記されねばならない。
「主を賛美するために民は創造された。」(詩編102:19)

 日本キリスト改革派教会は、創立70周年記念信徒大会をきょう開催します。この日を迎えることが許されたことを思い、主の御名をほめたたえます。信徒大会自体は一日限りの開催です。しかし、そこで与えられる祝福は、これからの教会の歩みを力付け、末永く続きます。

 聖書は、人は神に似せて造られたと教えています。この神に似せられた者の特権の一つは、主を賛美することです。102編は、はっきりと「主を賛美するために民は創造された」と歌います。

 厳しい時代を生き抜く中で、詩人は「私の生涯は移ろう影、草のように枯れて行く」(12節)と叫ばざるを得ませんでした。けれども、13節からは力強い賛美に変わります。それは主がとこしえの王座についておられることを仰ぎ見たからです。そして祈りによって導かれたのが、まさに19節と言えます。

 苦難の中でも、祈りつつ与えられた主を賛美する喜びを分かち合い、後の世代に語り伝えていくことは何と幸いなことでしょうか。信徒大会がそのような時となりますように。

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