月刊誌リジョイス 聖書日課 2016年3月26日(土)

ルカ23章 今ここで始まる命

そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。(ルカ23:42-43)

 主イエスの横で十字架につけられた犯罪人の一人は、ここが自分にとって人生の総決算としてふさわしいと思いました。しかしこの男は、主イエスは「悪いことをしていない」と言います。そしてこの男は主イエスがメシアとして支配なさるとき自分を思い出してほしいと願いました。

 しかし主イエスはこの男が望んだ以上の約束をされます。この男ははるか将来の救いを希望していました。しかし主イエスは「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」とおっしゃいました。この刑罰は命を失うには普通1日以上かかる残酷な手段でした。それでも主イエスは「今日」といわれます。

 それは主イエスと共に生きる「今」「ここ」に始まる新しい命だからです。だれもがこの男は地獄に行ったと思ったでしょう。しかし主イエスとの交わりを、誰も引き裂くことはできないのです。「わたしは確信しています。…どんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです」(ロマ8章38、39節)。

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