月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年8月14日(金)

2コリント13章 キリストと共に生きる

キリストは、弱さのゆえに十字架につけられましたが、神の力によって生きておられるのです。わたしたちもキリストに結ばれた者として弱い者ですが、しかし、あなたがたに対しては、神の力によってキリストと共に生きています。(2コリント13:4)

 これまでパウロは、自分の弱さについて語ってきましたが、きょうの御言葉では、キリストの十字架とパウロ自身の弱さとを重ね合わせて見ています。キリストは人の弱さを十分に知っておられ、人の弱さをその身に受けられたお方です。ついには十字架の出来事を通して、ご自身の人としての弱さと神の力の結合とを示されました。十字架の生涯で示されたのはキリストご自身の力ではなく、父なる神の栄光でした。キリストは神への従順を全うされたのでした。

 パウロも今、このキリストの御跡を歩んでいると言います。召された者としての自分に、弱さと強さの両方を見出しているのです。キリストは弱い。しかしその弱さに神の力は強く働く。キリストに在ってパウロは弱い。しかし同時に、キリストに在って彼は罪の死よりよみがえり、今や神の力が彼の内に強く働いています。このキリストに似た者とされたパウロの歩みは、私たちの歩むべき道筋を示しています。

 ここに私たちの復活への道が示されており、キリストに従う真の生き方が示されているのです。

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