月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年7月28日(火)

サムエル上2章 正される主に委ねて祈る

驕り高ぶるな、高ぶって語るな。
思い上がった言葉を口にしてはならない。
主は何事も知っておられる神
人の行いが正されずに済むであろうか。(サムエル上2:3)

 わたしの祈りが聞かれた!喜びの絶頂の中で、しかしハンナは自重して祈ります、「驕り高ぶるな。高ぶって語るな」と。

 確かに主によって自分は高められ、敵は低められたことでしょう。わたしの正しさが主によって証明されたことは喜びです。しかし、ともするとそこに、わたしが正しかったと過大評価し、同時に他人が誤っていたと過小評価する誘惑が潜んでいるのではないでしょうか。そのような時、ハンナは主にのみ目を注ぎました。命を絶つのも与えるのも主、人を貧しくするのも富ませるのも主、人を低くしまた高めるのも主です。

 時に人は塵の中に伏すことがあります。多くは自らの罪と弱さによって、神の御前に罪を犯し、人を傷つけて取り返しがつかない思いで打ちのめされます。周りの人も罪を犯した者として見るかもしれません。そのような時、自らの力によって立ち上がることのできる者はいません。ただ神がその人を立ち上がらせてくださるのです。

 わたしの歩みを正してくださる方に、今日の一日を委ねて祈りましょう。

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