申命記28章　命令と約束

もし、あなたがあなたの神、主の御声によく聞き従い、今日わたしが命じる戒めをことごとく忠実に守るならば、あなたの神、主は、あなたを地上のあらゆる国民にはるかにまさったものとしてくださる。あなたは、今日わたしが命じるすべての言葉から離れて左右にそれ、他の神々に従い仕えてはならない。（申命記28:1,14）

　28章では、神の祝福と呪いが示されています。それらはちょうど、命令と約束の関係で記されています。

　27章で、モーセはイスラエルの民に、「今日、わたしが命じるすべての戒めを守りなさい」と命じます。その命令を、「ことごとく忠実に守る」なら、神は「あなたを地上のあらゆる国民にはるかにまさったものとしてくださる」と約束してくださいました。

　また15節以下では、神の命令を「忠実に守らない」なら、神は、「呪いはことごとくあなたに臨み、実現するであろう」と呪いの約束がなされています。神は約束に忠実な方ですので、必ずこれらの約束を果たされます。

　主が私たちに命令されるのは、「今日わたしが命じるすべての言葉から離れて左右にそれ、他の神々に従い仕えてはならない」ということです。この神の命令を守ることによって、神は2節から14節までの素晴らしい祝福をもって私たちを守り導いてくださると、約束なさっているのです。

　この約束を覚えて、神の御言葉に従い、幸いを得ましょう。

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