「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。」(マタイ18:3-5)
「はっきり言っておく」という言葉は、主イエスが大切なことを話す時の決まり文句です。そのあとには必ず重要な教えが続きます。
主イエスは、「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」(1節)という弟子たちの質問に、子どもを呼び寄せ、お手本にしながら答えておられます。子どもは、一人で生きていくことのできない者ですから、大人の保護に頼らなければ生きてはいけないのです。
私たちは自分の力で生きているかのように錯覚していますが、神の前では子どもと同じように無力な者です。神の保護がなければ生きていけません。そのことを知って主イエスに頼りきって生きる人、そして、そのような無力な者たちをキリストの家族として受け入れることのできる人が天の国に迎えられます。
主イエスは「心を入れ替えて」と方向転換を求めています。天の国で誰が偉いかという人の評価ではなく、主イエスならどう評価してくださるかを考えながら生きるべきです。
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