マタイ6章　神の国と神の義を求めなさい

何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。（マタイ6:33）

　きょうの御言葉は、私たちクリスチャンの人生の目標として定められた言葉です。キリストの十字架を信じて、罪赦され、復活を信じて、永遠の命を約束されたクリスチャンは、地上の人生で神の国を求め続けて生きていきます。

　しかし、現実の信仰生活には、多くの悩みがあります。その原因はさまざまですが、主イエスは、こうした私たちの現実を見据えて、何を食べようか、何を着ようか、と言って、思い悩むな、と注意しておられます（31節）。「それはみな、異邦人が切に求めているものだ」（32節）と。こうした悩みは神を知らない異邦人の悩みですが、衣食は私たち信仰者にも生活するために必要なものです。時に、私たちは同じように思い悩み、本来の人生の目標を見失ってしまいます。

　そこで、主イエスは、私たちが神によって何に招かれたのか、何を人生の目標として歩むべきかを、きょうの御言葉にはっきりと示されたのです。この大切な目標を目指して歩むとき、必要なものは「みな加えて与えられる」と。

　招かれた神の国の福音のために、きょうも一日、神を信じて歩みましょう。

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