月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年2月4日(水)

ヨシュア15章 割り当て地の真価

カレブは、アナク人の子孫シェシャイ、アヒマン、タルマイの三氏族をそこから追い出し、更にデビルに上り、住民を攻めた。…カレブは、「キルヤト・セフェルを撃って占領した者に娘アクサを妻として与えよう」と約束した。カレブの兄弟、ケナズの子オトニエルがそこを占領した。(ヨシュア15:14-17)

 「ユダの人々の部族が氏族ごとにくじで割り当てられた領土は、最も南にあって、エドムと国境を接し、ネゲブのツィンの荒れ野に及んだ」(1節)。土地の分配は、くじで行われました。人の思いからすれば、与えられた土地について、いろいろな違いが目についたことでしょう。ある部族は、良い土地を得たように思われ、ある部族は貧乏くじを引いてしまったように思われたかもしれません。しかし、比較し続ける限り、与えられた土地のほんとうの価値はわかりません。

 神が与えてくださった土地です。大切なのは、神を信じ通して、その土地に住むことです。ユダ部族の土地分配において、再びカレブとその一族のことが語られます。彼らは獲得するのに困難な土地を割り当てられました。厳しい戦いを戦わなければならない土地でした。しかし、神が共におられるなら、厳しい戦いも、決して障害でも不利益でもありません。獲得するのに困難な土地こそ、有益な土地でした。イスラエル王ダビデの都は、その治世の初期には、カレブに割り当てられたヘブロンでした。主の嗣業は良い産物を出します。

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