「ユダの人々の部族が氏族ごとにくじで割り当てられた領土は、最も南にあって、エドムと国境を接し、ネゲブのツィンの荒れ野に及んだ」(1節)。土地の分配は、くじで行われました。人の思いからすれば、与えられた土地について、いろいろな違いが目についたことでしょう。ある部族は、良い土地を得たように思われ、ある部族は貧乏くじを引いてしまったように思われたかもしれません。しかし、比較し続ける限り、与えられた土地のほんとうの価値はわかりません。カレブは、アナク人の子孫シェシャイ、アヒマン、タルマイの三氏族をそこから追い出し、更にデビルに上り、住民を攻めた。…カレブは、「キルヤト・セフェルを撃って占領した者に娘アクサを妻として与えよう」と約束した。カレブの兄弟、ケナズの子オトニエルがそこを占領した。(ヨシュア15:14-17)