月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年1月29日(木)

ヘブライ11章 信仰によって

この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。…彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。(ヘブライ11:13,16)

 11章は、信仰を抱いてこの地上を生きた人びとの信仰列伝と呼ばれます。

 「信仰によって…。信仰によって」と、旧約時代の信仰者が、いかに信仰に生き、この地上の生涯を「よそ者として、仮住まいの身として」、「天の故郷を熱望しつつ」歩んだのか。そのことが生き生きと列挙されています。

 彼らには共通していることがあります。皆、今は見えるかたちでは与えられていないにもかかわらず、それを望み見て喜んでいます。約束に従って必ず与えられる神の約束、神の真実、神の全能に信頼を置いています。ご自身の約束に対してどこまでも真実であられる神を信じて、旧約の信仰者は歩みました。神ご自身と神の約束に信頼を置いて今を生きる。それが「信仰」です。

 あなたは今、何に信頼を置いて生きているでしょうか。目に見える何かでしょうか。手にしている何かでしょうか。それとも、今は目に見えない、神の将来の約束でしょうか。真実な神は、私たちの将来にも確かな約束を与えていてくださいます。この神の真実を信じ、信仰によって歩もうではありませんか。

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