月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年1月19日(月)

ヨシュア7章 聖さを求められる主

「立って民を清め、『明日に備えて自分を聖別せよ』と命じなさい。イスラエルの神、主が、『イスラエルよ、あなたたちの中に滅ぼし尽くすべきものが残っている。それを除き去るまでは敵に立ち向かうことはできない』と言われるからである。」(ヨシュア7:13)

 イスラエルは主の御力によって、エリコに対しては華々しい勝利を収めました。しかし、続くアイとの戦いでは大敗北を喫してしまいます。その根本的な原因は、彼らの兵力にではなく、アカンという人の罪にありました。エリコを占領したとき、イスラエルはその中のすべてのものを滅ぼし尽くして、主にささげるよう命じられていました(6章17節)。しかし、アカンはその一部を盗み取り、自分のものにしてしまったのです。この罪に対して主が激しく憤られたため、イスラエルは負けてしまいました。

 ここで注目すべきことは、アカンというひとりの人の罪が、イスラエル全体の罪と見なされ、イスラエル全体に災いが及んでいることです。イスラエルは、神の目に一つの共同体とみなされています。

 そしてそれは教会も同じです。私たちは、教会の中で起こる罪に対して敏感でなければなりません。主は教会に聖さを求められ、悪を取り除くことを求められます。罪を犯してしまったなら、隠さずに告白し、キリストの血によって清めていただく必要があります。

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