月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年1月6日(火)

ヨシュア2章 信仰によって救われる

「それを聞いたとき、わたしたちの心は挫け、もはやあなたたちに立ち向かおうとする者は一人もおりません。あなたたちの神、主こそ、上は天、下は地に至るまで神であられるからです。」(ヨシュア2:11)

 遊女ラハブは、ヨシュアが遣わしたスパイをかくまいました。それは同胞に対する裏切り行為を意味しました。彼女がそのような行為をとった根底には、主への信仰がありました。彼女は、主がこの土地をイスラエルの民に与えられたことを知っていました(9節)。信仰によってまだ見えない事実を確認していたのです。そして、彼女は異邦人でしたが、「あなたたちの神、主こそ、上は天、下は地に至るまで神であられる」という立派な信仰の告白をしています。

 しかし、なぜ彼女はそのような主への信仰を持っていたのでしょうか。それはエリコの町にも、イスラエルのために主がなされた御業が伝えられていたからです。出エジプトの際には、主が葦の海を干上がらせたこと、またイスラエルが二人のアモリ人の王を滅ぼし尽くしたことを聞いていたのです。

 主は歴史におけるご自身の御業を通して自らを示されます。それは、イエス・キリストの死と復活において頂点に達します。この救いはユダヤ人から異邦人にまで及びます。私たちも、信仰によって救われました。

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