月刊誌リジョイス 聖書日課 2015年1月4日(日)

詩編84編 神礼拝を喜ぶ巡礼者

万軍の主よ、あなたのいますところは
どれほど愛されていることでしょう。
いかに幸いなことでしょう
あなたの家に住むことができるなら
まして、あなたを賛美することができるなら。(詩編84:2,5)

 この詩編は、主なる神が臨在されるシオン、エルサレム神殿を目指して巡礼する者の喜びを賛美しています。

 詩人は2〜5節でエルサレム神殿を慕い、そこに住む者の幸いを賛美します。また、6〜8節でエルサレム神殿を目指して巡礼する者の幸いを賛美します。「心に広い道を見ている人」(6節)とは、神の都を望み巡礼する者のことです。

 巡礼の道には多くの困難があります。それを経なければ、神の都には到達することができません。しかし、その道を主なる神が、終わりまで守ってくださいます。ですから、困難の中にも巡礼者は主に依り頼み、礼拝しながら、その道を進みます。

 詩人は、9〜13節では「わたしたちが盾とする人」、主に「油注がれた人」のためにとりなしを祈り、最後に神に「依り頼む人はいかに幸い」かを告げています。

 私たちも天の都を目指して歩む巡礼者です。新しき年にも困難が多いかもしれません。しかし、その巡礼の道には、「わたしたちが盾とする人」、主に「油注がれた人」である主イエスが共にいてくださいます。

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