月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月24日(水)

ルカ1章 御言葉を土台とする交わり

「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています。わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、どういうわけでしょう。…主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」(ルカ1:42-45)

 クリスマスイブには、多くの教会でキャンドルサービスやキャロリングが行われているでしょう。賛美による礼拝の独特な雰囲気は、いつもと違った恵みを醸し出します。

 きょうの箇所は、身分も事情も住む場所も異なる二人が、神が自分たちになしてくださったことを共に喜び合う場面です。一方は年老いた祭司の妻エリサベト、他方はナザレの村娘のマリアです。不妊であったエリサベトは男の子を、マリアは結婚していないのに救い主を宿します。マリアは天使のお告げを確かめるため、遠い旅をしてエリサベトに会いに行きます。

 二人は互いに神から与えられた特別な恵みを感謝し、相手への尊敬と心遣いとを表します。けれども最大の目的は、神の言葉の確かさとそれを信じ切ることの喜びを確かめ合うことでした。

 私たちがいかなる者であろうとも、何をなそうとも、私たちは神の恵みを受け取るに値しない者です。それをわきまえることが、神への感謝と賛美を生み出す源です。御言葉によって救い主に出会い、信仰の友と深く結ばれ、救いの喜びを分かち合うことができる幸いを覚えます。

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2014 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.