哀歌5章 御もとに立ち帰らせてください
主よ、御もとに立ち帰らせてください
わたしたちは立ち帰ります。
わたしたちの日々を新しくして
昔のようにしてください。(哀歌5:21)
ここには多くの苦難や悲しみがあり、数知れない嘲りや辱めがあります。しかし、決して屈することなく、預言者は祈り、願い求めています。永遠なる神の、変わることのない愛と真実にこそ、確かで唯一の、私たちの希望があるからです。
その希望に生きるためには、心から悔い改めることです。私たちは悔い改めをもって神に立ち帰り、神の愛と恵みのうちに生きることができます。それは、ただ神がそのように私たちを助け、導いてくださるからです。
そのために、「主よ、御もとに立ち帰らせてください」と熱心に祈ります。すべてを主に委ね、拠り頼みつつ、また、自分の確固たる決意表明として、「わたしたちは立ち帰ります」と告げるのです。
また、完全に主に委ねきると共に、自分の為すべきことにも全力を傾けていくことができるよう、祈り求めていきましょう。そのような歩みへと導かれるよう、さらに祈り求めていきましょう。
主は私たちを忘れられることなく、その恵みと真実は、いつまでも変わることがありません。
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