月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年12月1日(月)

哀歌4章 人ではなく、神に頼れ

おとめシオンよ、悪事の赦される時が来る。
再び捕囚となることはない。(哀歌4:22)

 ともすると私たちは、あまりにも人間とその力とを当てにし、頼りにしてしまうことがないでしょうか。もちろん、互いに助け合い、支え合って生きることは、大切で欠かせないことです。そのことを問題にしているのではありません。

 結局のところ、私たちが生きるために、何が根本的なところで支えとなっているのかが問題です。もし人間に過度の期待と信頼を置くあまり、神に対する思いがぼやけて、霞んでしまうようなことがあれば、危険です。

 何よりも大切なことは、常に神の御前にあって、神にすべてを期待し、信頼し、待ち望む信仰です。他国や援軍を求めて、「いたずらに疲れ」るのではなく(17節)、「悪事の赦される時が来る」と、赦しも裁きもなされる唯一の力ある主に拠り頼み、主にすべてを期待しましょう。

 主が望んでおられることは、私たちが主に立ち帰って、主と共に生きることです。主によって罪赦された者として、生き生きと今日も歩んでいきましょう。喜びをもって、また、主にすべてを期待して。

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