月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年11月7日(金)

ガラテヤ6章 十字架の他に誇るものはない

しかし、このわたしには、わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません。この十字架によって、世はわたしに対し、わたしは世に対してはりつけにされているのです。(ガラテヤ6:14)

 手紙を終えようとする最後の最後に、パウロはもう一度割礼について警戒を促しています。それほど、無理やり割礼を受けさせようとする人びとがいたようです(12節)。ですから、パウロは、割礼を受けること、つまり律法を守ることで義とされるのではなく、主イエス・キリストの十字架を信じる信仰だけが、義へと導いてくれることを繰り返し強調しています。

 パウロ自身は、割礼を受けたユダヤ人です。しかし、主イエスと出会って、主イエスのみが自分を義へと導いてくださるお方であることを知りました。パウロは、主にあって新しく創造された者となりました。もはや割礼の有無は、彼にとって問題ではありません(15節)。パウロは、割礼を含め、世において誇れる要素のすべてを、十字架にはりつけにしました。

 新しく創造された人は、イエスの焼き印を身に受けている人です。その人は、主イエスの十字架によって自分が買い取られたこと、主イエスのものとされていること、主イエスを新しい主人として迎えたことを大いに喜びます。きょうを十字架のみを誇る一日として過ごします。

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