月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年10月31日(金)

ガラテヤ3章 正しい者は信仰によって生きる

律法によってはだれも神の御前で義とされないことは、明らかです。なぜなら、「正しい者は信仰によって生きる」からです。(ガラテヤ3:11)

 パウロはこの章の中で、二度も「物分かりの悪いガラテヤの人たち」と言いました。それは彼らの信仰を全く否定することではありません。イエス・キリストによる福音信仰によって救われた人びとの目が、十字架から律法へと変わっていったことへのお叱りです。「だれがあなたがたを惑わしたのか」(1節)とあるように、正しい信仰の中で生きていても、いつの間にか私たちを惑わす力に影響され、信仰が歪んでしまうことがあります。ですから、常に自分の信仰が確かであるか、御言葉に照らさなければなりません。

 きょうは宗教改革記念日です。宗教改革者たちはキリスト教会が聖書から離れて誤った道へと走り出すことを目の当たりにし、命をかけて教会刷新のために戦いました。それは「御言葉によって常に改革され続ける教会」を形成する、改革主義教会へとつながっています。

 いつの間にか「物分かりの悪いガラテヤの人たち」のような律法主義の信仰に陥ってはいませんか。神の変わることのない御言葉に照らして、自分自身が絶えず変えられていくことを、私たちは祈り求めて歩んでまいります。

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