月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年9月9日(火)

エレミヤ39章 生き残った民

民のうち都に残っていたほかの者、投降した者、その他の生き残った民は、バビロンの親衛隊の長ネブザルアダンによって捕囚とされ、連れ去られた。その日、無産の貧しい民の一部は、親衛隊の長ネブザルアダンによってユダの土地に残され、ぶどう畑と耕地を与えられた。(エレミヤ39:9-10)

 主が「バビロンに投降せよ」と言われた言葉を拒んだ結果、エルサレムは陥落しました。王の目の前で王子たちが殺され、貴族たちも殺され、王は両眼をつぶされてバビロンに連れて行かれます(6、7節)。

 しかし、神の憐みによって、命だけは助かって生き残る者たちもいました。多くの者がバビロンの捕囚となり、力のない無産市民の一部はユダの地に残され、土地を与えられました。そのような中で、エレミヤは、バビロンの王によって監禁状態から解放されました。

 そして、エレミヤの命を救った宦官について、主の言葉が臨みました。「しかし、その日に、わたしはあなたを救い出す、と主は言われる。あなたが恐れている人々の手に渡されることはない。わたしは必ずあなたを救う。剣にかけられることはなく、命だけは助かって生き残る。あなたがわたしを信頼したからである」(17、18節)。

 やがて捕囚から帰って来る民とユダの地に残された民とは合流することになります。主に信頼する者への約束は、今でも確かなのです。

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