「彼らを牧する牧者をわたしは立てる。群れはもはや恐れることも、おびえることもなく、また迷い出ることもない」と主は言われる。(エレミヤ23:4)
主は、偽って語る預言者たちを激しく非難されます。主からの託宣を伝えるべき預言者が、「主の口の言葉ではなく、自分の心の幻を語る」(16節)からです。主は、「わたしが遣わさないのに、預言者たちは走る。わたしは彼らに語っていないのに、彼らは預言する」(21節)と怒りを露わにされます。
彼らは、「かたくなな心のままに歩む者に向かって『災いがあなたたちに来ることはない』と言」って(17節)、人びとを主から遠ざけていました。人の心から出る言葉は、誤った道に進んでいる私たちを安心させ、そのまま進ませてしまうことがあります。主の言葉に諭され、主に立ち帰ることが私たちには必要です。
本来なら預言者ら指導者たちが牧者として、主の言葉によって群れを導くべきです。ところが、かえって民を迷わせているので、主は「牧者をわたしは立てる」と約束されます。これは、キリストが来られることによって実現しました。主の言葉そのものであるキリストに聞く群れとして導かれてまいりましょう。
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