月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年8月3日(日)

詩編63編 あなたを渇き求めて

神よ、あなたはわたしの神。
わたしはあなたを捜し求め
わたしの魂はあなたを渇き求めます。
あなたを待って、わたしのからだは
乾ききった大地のように衰え
水のない地のように渇き果てています。(詩編63:2)

 喉がからからに渇いたとき、コップ一杯の水が渇きを癒してくれます。けれどもそのコップ一杯の水も、私たちの最も重要な「魂」の渇きを癒してはくれません。

 人は、何によってその魂が潤されるのでしょうか。詩人はここで、「あなたを待って、わたしのからだは、乾ききった大地のように衰え、水のない地のように渇き果てています」と言っています。ここで詩人は、その渇きを癒すものが「あなた」のみから来ることを知っています。この「あなた」こそ、「主なる神」ご自身です。

 そこで、彼は、その魂の潤いを求めて、「聖所」に上っています。彼は、自らの所を立ち、石畳を歩み、「聖所」に上りました。するとそこには、驚くほどまばゆい、主の栄光と御力が満ち溢れていました(3節)。そして彼は、そのまばゆい主の栄光と御力によって力付けられ、このように賛美しています。「わたしの魂は満ち足りました。乳と髄のもてなしを受けたように。わたしの唇は喜びの歌をうたい、わたしの口は賛美の声をあげます」(6節)。

 私たちの魂は、ただ主によって満ち足りるのです。

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