月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年8月2日(土)

使徒22章 福音を弁明する時

「兄弟であり父である皆さん、これから申し上げる弁明を聞いてください。」(使徒22:1)

 私たちは、福音を証しし、伝道することが求められます。しかし同時にキリスト者は、神を知らない人たちとは生きる目的が異なります。キリスト者として生活すること自体、この世で異質な存在として生きることです。光と闇が相容れないのと同じです。ですから私たちがキリスト者として生きるとき、人びとからの反感なども避けて通ることはできません。

 反感を買わないように、信仰を曲げる方が、楽な生き方かもしれません。しかし神はそうした生き方を、私たちに求めておられません。むしろ、こうした機会に、福音を弁明することにより、主を証しすることを、主は喜ばれます。その際、何もあなたが自分の力で信仰を証しし、自分で戦え、と命じられているのではありません。神が私たちを守ってくださいます。主イエスがお語りくださいます。「前もって弁明の準備をするまいと、心に決めなさい。どんな反対者でも、対抗も反論もできないような言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授けるからである」(ルカ21章14、15節)。恐れることなく、福音で生活を飾って生きましょう。

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