月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月20日(日)

箴言12章 真実な言葉と偽りの言葉

忠実に発言する人は正しいことを述べ
うそをつく証人は裏切る。(箴言12:17)

 言葉は語るその人の正体を現します。地上にあって、完璧に真実な人はいませんから、私たちも言葉で誤ることもあります。しかし、人は良心において真実・誠実であろうとします。さらに、キリスト者は「真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来」られたキリスト(ヨハ18章37節)に似たものになろうとします。ですから、どんな小さなことでも真実に無頓着であってはならず、どんな困難な場面でも誠実であろうとすることはキリスト者の義務です。

 個人においても、世界においても、正義はこの真実の積み重ねの上にあると思いますが、ときに真理・真実は相手に快くないかもしれません。また、ときには、心を傷付けることもあるかもしれません。しかし、最終的に、真理だけが魂を本来の健全さに導きます。

 キリストの声を聞き、「真理に属する人」(同37節)は、全世界における正義の大いなる源となる使命を与えられています。どうか、語るべき局面・場面で、配慮をもってかつ大胆に、忠実で真実な発言ができますように。

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