月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年7月6日(日)

箴言10章 神に従う人の希望

神に従う人は待ち望んで喜びを得る。(箴言10:28)

 人は希望を持って生きています。それは人間の本性に根ざしています。希望がなくなれば、生きる意味も見い出すことができません。しかし、その希望の根拠をどこに持つかが問題です。

 聖書の民の希望は、神の約束の言葉に基づきます。神が過去に約束を成就されたことを知っているので、まだ見ない未来においても、神の約束の成就を信じて待ち望むことができます。

 神の約束が成就することは、神の意志です。神の意志、いわば神の望み、それが成就するように願い祈ることが私たちの希望と重なってきます。その希望は人が造り出した希望ではなく、御言葉が与える希望なのですから確かなものです。

 この希望は、人の力によって切り開いて実現できるものではありません。神の御心だからこそ切り開かれていきます。このことを覚えつつ、何よりも第一に、徹底的に神を信頼し、神に希望を置きましょう。

 なぜなら、神の御言葉だけが、私たちに生きる道を示し、勇気を与えるものだからです。

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