月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年6月23日(月)

ミカ4章 回復の歌

多くの国々が来て言う。
「主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。
主はわたしたちに道を示される。
わたしたちはその道を歩もう」と。
主の教えはシオンから
御言葉はエルサレムから出る。(ミカ4:2)

 4章から、驚くほどに、そのトーンが変わります。終わりの日の回復の預言です。ユダの民に臨もうとしている現実は変わりません。彼らは、バビロン捕囚の憂き目に遭います。その現実は変わりません。しかし、ミカは、その先にある回復の預言、栄光の預言を語るのです。

 「主は多くの民の争いを裁き、はるか遠くまでも、強い国々を戒められる。彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない。人はそれぞれ自分のぶどうの木の下、いちじくの木の下に座り、脅かすものは何もないと、万軍の主の口が語られた」(3,4節)。ミカの農夫らしい預言です。終わりの時には争いのない世界がやって来る、また、神を信じるとは捕囚という現実を超えてこのような世界観をもって生きることだ、とミカは語ります。

 だから、大切なことは、神にあって歩むことです。「我々は、とこしえに、我らの神、主の御名によって歩む」(5節)。私たちと共に、イエス・キリストが歩んでくださいます。だからこそ、主に信頼していこうではありませんか。現実の戦いは厳しくとも、終わりの日の希望を告白しようではありませんか。

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