月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年6月7日(土)

使徒1章 主イエスの復活の証人

「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(使徒1:8)

 十字架の死から復活した主イエスは、使徒たちまた信徒たちへ、生きていることを示しつつ、広大な使命とそれを実現する偉大な力の約束を与えます。

 その使命とは、地の果てまで主イエスの復活の証人となることです。証人は、自分が確かに見聞きし体験した事実を、はっきり述べなければなりません。主イエスの証人は、人の力や信心についてではなく、主イエスが十字架の死から復活した生きた救い主であることを、証言します。合わせて、信じる自分が体験している主イエスの救いの恵みを、率直に語るのです。以前は罪のために死んでいたわたしが、主イエスの十字架と復活によって神の生命に生かされていると。

 この使命を地の果てまで、あらゆる国の人びとへ果たし続けるためには、人の力ではなく、「いと高き方の力」なる聖霊の働きが必要です。主イエス自身が地上に生を受け、救い主の公務を開始するとき、この聖霊の力に満たされました(ルカ1章35節、4章1節)。主イエスの復活の証人も、この聖霊の力にすべてを委ねて、使命を実現するのです。

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