月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年6月5日(木)

列王下21章 神から離れたところに命はない

マナセは主の目に悪とされることをユダに行わせて、罪を犯させた。彼はその罪を犯したばかりでなく、罪のない者の血を非常に多く流し、その血でエルサレムを端から端まで満たした。(列王下21:16)

 ヒゼキヤが偶像礼拝を撤廃し、神殿礼拝を再開したのにもかかわらず、その子マナセは、12歳で王に立てられると、再び偶像礼拝を取り入れ、バアルの祭壇を築き、アシェラ像を造りました。

 「ユダの王マナセはこれらの忌むべき事を行い、かつてアモリ人の行ったすべての事より、更に悪い事を行い、その偶像によってユダにまで罪を犯させた」(11節)と書かれているように、マナセは主の神殿の中に異教の祭壇を築く(4節)という恐ろしい罪を犯しました。そして彼は、そのような大きな罪を犯したばかりでなく、罪のない者の血を非常に多く流し、その血でエルサレムを端から端まで満たしたのです。

 主なる神との関係を離れ、偶像礼拝に向かうとき、その行動は暴力と流血という罪の実を結ぶのです。主なる神から離れたところに命はありません。

 それに対して、救い主イエス・キリストのあがないによって、主なる神との関係を回復された私たちは、死から命へ、暴力から和解へと実を結ぶことができるのです。

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