月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年5月3日(土)

ヘブライ4章 神の言葉と結び付く

だから、神の安息にあずかる約束がまだ続いているのに、取り残されてしまったと思われる者があなたがたのうちから出ないように、気をつけましょう。…彼らには聞いた言葉は役に立ちませんでした。その言葉が、それを聞いた人々と、信仰によって結び付かなかったためです。(ヘブライ4:1-2)

 神は、私たちに神の安息を与えると約束してくださいます。しかしこの約束をなかなか信じ切れない人も時に現れます。その理由として著者は、神の言葉が「それを聞いた人々と、信仰によって結び付かなかった」からと指摘します。神の言葉はただ聞くだけでは、頭の片隅の知識だけにとどまります。そのため時が経つと疑い始めてしまいます。神の言葉は聞いた人と信仰によって深く結び付いてこそ、全身全霊にわたり、聞く者を支え役立つものになります。

 神の安息を約束される神は、救い主キリストを私たちに与える約束を忠実に果たし、私たちを死から命へと移してくださったお方です。さらに毎週の礼拝、御言葉、祈りにおいて、私たちが負う重荷を和らげ、安息を与えてくださいます。

 私たちは、今既に安息の一端を味わわせてくださる神の恵みを受けています。神は安息を与えてくださると約束しておられますので、この約束を心から信じ、さらに豊かに「この安息にあずかるように努力しよう」(11節)と決意します。

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