キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。(エフェソ5:21)
21節の聖句は、まず、キリストと教会との関係を教えます。次に夫と妻との関係、6章に入って親と子との関係、主人と奴隷との関係を語ります。21節の言葉から語り出すのは、全ての関係がこのキリストとの関係に基礎づけられるからです。
キリストとの関係は、ここでは「畏れ」とされています。もともとは敬い尊ぶことを意味していますが、恐怖もあらわす言葉です。いずれにしても厳粛な思いを私たちに抱かせます。父なる神と同じく、キリストご自身も罪に対しては、厳しい眼差しを向けられるからです。
しかし罪に対する厳しい眼差しは、そのままただ黙って見つめているわけではありません。キリスト自らがご自身の身に私たちの罪を背負われたからです。ここに徹底的に仕える姿があります。
私たちが、互いに仕え合うのもこのキリストを抜きにしては語れません。教会がこのキリストを中心とした互いに仕え合う交わりに生きるとき、それは世にはない豊かな輝きを放つでしょう。
きょうもキリストに対する畏れをもって互いに仕え合いましょう。
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