月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年4月5日(土)

エフェソ4章 生活の土台

しかし、あなたがたは、キリストをこのように学んだのではありません。キリストについて聞き、キリストに結ばれて教えられ、真理がイエスの内にあるとおりに学んだはずです。(エフェソ4:20-21)

 異邦人の間で生活していたエフェソの信徒たちは、多くのことに悩まされていたようです。「愚かな考え」や、神に対する「無感覚」、そしてそこから来る「放縦な生活」や「ふしだらな行い」などです。イエス・キリストを知らなければ当然のことかもしれません。

 パウロがきょうの聖句で「しかし」と呼びかけるのは、イエス・キリストを見つめさせるためです。この視点がぶれてしまうと、たちまちその生活は崩れていくからです。大切なのは、「キリストを」学ぶことです。ここでは三つのことを言います。

 第一にキリストについて聞くことです。パウロが他の箇所で「実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです」(ロマ10章17節)と語るとおりです。

 第二にキリストに結ばれて教えられることです。「結ばれる」というのは、心と体全体を含む、生きた命の関係を意味します。

 そして第三に真理がイエスの内にあるということです。肉をとって来られたイエス・キリストの人格そのものに真理があります。このお方が私たちの生活の土台です。

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