月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年4月3日(木)

列王上8章 祈りを聞く主

「あなたの民イスラエルが、だれでも、心に痛みを覚え、この神殿に向かって手を伸ばして祈るなら、そのどの祈り、どの願いにも、あなたはお住まいである天にいまして耳を傾け、罪を赦し、こたえてください。」(列王上8:38-39)

 神殿を完成させたソロモンは、そこに主の契約の箱を安置しました。すると、主の栄光が神殿に満ちました。そして、ソロモンは全会衆の前で、主に祈ります。その祈りの中でソロモンは、建てられた神殿に主を納めることなどできないことを告白します(27節)。しかし、それでも主がこの神殿でささげられる祈りに耳を傾けてくださることを願います。それは主ご自身がこの神殿について「わたしの名をとどめる」(29節)と約束してくださったからです。

 同時に、ソロモンはこの神殿で祈る祈りだけではなく、他の場所から神殿に向かって祈られる祈りにも、主が耳を傾けてくださるように願います。それは神殿に来ることのできる人だけではなく、主を信じ、主に信頼するすべての民が主に祈れるためなのです。

 高齢や病気などの理由で教会に来ることのできない人がおられます。しかし、主はどのような場所で祈ってもその祈りを聞いてくださいます。たとえ教会で祈れなくても、主に心からの祈りをささげましょう。

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