神殿を完成させたソロモンは、そこに主の契約の箱を安置しました。すると、主の栄光が神殿に満ちました。そして、ソロモンは全会衆の前で、主に祈ります。その祈りの中でソロモンは、建てられた神殿に主を納めることなどできないことを告白します(27節)。しかし、それでも主がこの神殿でささげられる祈りに耳を傾けてくださることを願います。それは主ご自身がこの神殿について「わたしの名をとどめる」(29節)と約束してくださったからです。「あなたの民イスラエルが、だれでも、心に痛みを覚え、この神殿に向かって手を伸ばして祈るなら、そのどの祈り、どの願いにも、あなたはお住まいである天にいまして耳を傾け、罪を赦し、こたえてください。」(列王上8:38-39)