神よ、わたしの内に清い心を創造し
新しく確かな霊を授けてください。(詩編51:12)
罪を犯してしまったとき、「またやってしまった、今度こそ失敗しないようにしよう」と決意することがあります。しかし、詩人はそんなことでは治らない罪の根深さを知っています。詩編51編は、取り返しのつかない深刻な罪を告白し、悔いる詩です。
「わたしは咎のうちに産み落とされ 母がわたしを身ごもったときも わたしは罪のうちにあったのです」(7節)と、生まれながらに罪人であることを言います。
そのような罪を解決できるのは、神のみです。ただ、神の憐れみのみによるのです。それで、詩人は「神よ、わたしを憐れんでください」と訴えます。そればかりではありません、罪の赦しと共に、神によって新しくされることを求めます。「神よ、わたしの内に清い心を創造し 新しく確かな霊を授けてください」と。人が清くなり新しくされるのは、神の創造的な御業です。
神は、罪深く、自らの力では罪を解決できない私たちを憐れんでくださり、イエス・キリストを通して赦しを与え、新しくしてくださいます。それを信じるからこそ、心から悔い改められます。
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