月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年1月31日(金)

ルカ13章 悔い改めなければ

「また、シロアムの塔が倒れて死んだあの18人は、エルサレムに住んでいたほかのどの人々よりも、罪深い者だったと思うのか。決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。」(ルカ13:4-5)

 不慮の事故によって命を落とす人びとがあります。そのような死をどのように考えたらよいのかということも、しばしば話題になります。塔が突然倒れてきて、偶然その下にいた人びとが下敷きになるという出来事がありました。ある者たちは、犠牲となった人びとは他の人よりも罪深かったためにそのような死に方をしなければならなかったのだと考えました。そうした因果応報的な考えは、私たちの周囲にも根強く見られるものです。

 主イエスはそのような考えをきっぱりとしりぞけておられます。そのように言う人びとが、自分たちは正しい人間だからそのような目に遭わなかったと思い込んでいる、その高ぶりを問題にしておられるのです。

 人は皆アダムにあって罪人です。主の贖いの恵みなしには生き得ない者です。それゆえ、真摯に神と向き合い、悔い改めて神に立ち帰らなければ「皆同じように滅びる」のです。他人のことではありません。このわたしが神の前に立つ。それが最も大切なことです。

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