月刊誌リジョイス 聖書日課 2014年1月25日(土)

ルカ12章 人生の真の備え

しかし神は、『愚かな者よ、今夜、お前の命は取り上げられる。お前が用意した物は、いったいだれのものになるのか』と言われた。自分のために富を積んでも、神の前に豊かにならない者はこのとおりだ。」(ルカ12:20-21)

 キリストは十字架に死なれ、3日目に復活されたことにより、人間における最後の敵である死を滅ぼされました。人生の真の土台、命の主なるキリストを仰いで生きることこそが、人生における最も大切な備えです。

 「愚かな者よ」と金持ちに語られていますのは、彼がいかに死に打ち勝つ命を得るかという人生最大の問題について何の備えもしていなかったからです。彼は、富をかき集めても、神の前に富むということを考えませんでした。

 やがては朽ち行くもの、過ぎ去っていくものを追い求め、そうしたものにしがみつく生き方からきびすを返して、朽ちることのない命の恵みを追い求めたいものです。自分を主人とすることをやめて、命の神を仰ぎ、イエス・キリストを主人とする歩みへと方向転換をしたいのです。

 神の前に豊かになる知恵深い生き方へと、神は私たちを招いておられます。地上の日数は矢のように飛び去ります。きょう、今ここで、永遠の命の祝福を得る備えをしたいものです。

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