ヨハネ1章 「肉となった言」との交わり
言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。(ヨハネ1:14)
神は、私たちの生活の中に親しく宿りたいことを、飼い葉桶でのイエス・キリストの誕生で明らかにされました。このことが、肉となった言が「わたしたちの間に宿られた」という御言葉で端的に示されています。
「宿られた」というのは、「テントを張って住む」という意味の言葉です。「言」はまるで、旅人であるかのように、テントを張ってそこに宿られたのです。それは実に謙虚な宿り方です。ですからそのように宿られた「言」を人間は受け入れることもできれば、拒否することもできるのです(11節)。
神は人間に無理強いしようとはされません。しかし、神は「言」が信仰をもって受け入れられることを望んでおられます。私たちが「言」を受け入れるとき神との交わりに生き始めます。それは私たちの本来の希望、そしてクリスマスの福音です。きょう心新たに、それを求めましょう。
クリスマスに示されていますものは、キリストにおいて輝く「父の独り子としての栄光」です。私たちは、その満ちている恵みと真理を受け入れましょう。
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