イスラエルの人々の共同体全体はモーセの前を去った。心動かされ、進んで心からする者は皆、臨在の幕屋の仕事とすべての作業、および祭服などに用いるために、主への献納物を携えて来た。(出エジプト35:20-21)
35章からは、「幕屋」の建設が始まります。幕屋というのは、「携帯用・巡回用の神殿(ヨセフス『ユダヤ古代誌』)です。この幕屋は人間の都合で考えたものではなく、神ご自身のアイデアです。「わたしのための聖なる所を彼らに造らせなさい。わたしは彼らの中に住むであろう。」(出25章8節)という指示に基づいています。
神自ら、私たちの中に住むために工夫し、ご自身を差し出してくださいました。この神の思いに「心動かされ」た者たちが、幕屋を作り上げるために進んで献納物を差し出します。金・銀・宝石、鮮烈なレッド、ブルー、パープルの糸…まことにカラフルな、それぞれに神から与えられた、色とりどりの賜物を差し出して、神の住まいを作り上げようとするのです。
私たちもまた各々の個性あふれるカラーを合わせ、色彩豊かな信仰共同体を作り上げていきましょう。今や建物ではなく、キリストにおいて一つとされた私たちこそが、神の住まいとされるのです(エフェ2章21、22節)。
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