月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月27日(金)

2コリント10章 うわべのことだけ見ている

あなたがたは、うわべのことだけ見ています。自分がキリストのものだと信じきっている人がいれば、その人は、自分と同じくわたしたちもキリストのものであることを、もう一度考えてみるがよい。(2コリント10:7)

 うわべだけで人を判断してしまい、過ちを犯してしまうことがあります。パウロによって建てられたコリント教会に偽教師たちが来ました。偽教師たちはうわべでは立派に見える人たちで、自ら福音宣教に相応しいものであると誇っていました。うわべに惑わされたコリントの信徒たちは、うわべでパウロを判断してしまい、パウロの話はつまらないとか、雄弁や風采を見てパウロの使徒性に疑問を持つようになりました。

 このような分裂の危機の中でパウロは、福音宣教は人間の力によるものではなく、神のみによるものであって、人間の力が弱い時こそ力強く十分に発揮されるのだと強調し(12章9節)、自分の弱さにすら目を向けずに主のみを誇るように勧めました(17節)。

 教会もうわべで判断しやすい所でもあります。それによって兄弟姉妹を判断してしまい、兄弟姉妹を傷つける場合があります。このようにうわべで判断しないように注意し、すべての基準である主イエスのみに目を向けるようにしましょう。

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