月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月25日(水)

ホセア10章 愛の実りを刈り入れよ

恵みの業をもたらす種を蒔け
愛の実りを刈り入れよ。
新しい土地を耕せ。
主を求める時が来た。
ついに主が訪れて
恵みの雨を注いでくださるように。(ホセア10:12)

 主なる神がイスラエルに求められたのは「恵みの業をもたらす種を蒔く」ことでした。この「恵みの業」と訳されている言葉は「義、正義」(ツェダカー)という意味の言葉ですので、ここは「正義の種を播け」と訳すことができます。そして「愛の実りを刈り入れよ」と命じられています。これは、契約の民として、神への愛と隣人愛に生きるようにということです。

 このように、イスラエルが主なる神に対してなすべき奉仕は、正義の種を播き、愛の実を刈り入れることでした。そして「新しい土地を耕せ」とありますから、正義の種を播き、愛の実を刈り入れるために新しい土地を耕すのです。神の民は、神の恵みの業に生きて、多くの良き収穫を得ることが期待されたのです。

 しかし、実際のイスラエルは「悪を耕し、不正を刈り入れ」ました(13節)。神の求めと正反対の生き方をしたのです。そのイスラエルは神の裁きを免れることはできませんでした。私たちはこのイスラエルの過ちを繰り返してはなりません。

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