月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月16日(月)

ホセア4章 神の真実に対して誠実に

主の言葉を聞け、イスラエルの人々よ。
主はこの国の住民を告発される。
この国には、誠実さも慈しみも
神を知ることもないからだ。(ホセア4:1)

 主がイスラエルの民を告発しておられます。イスラエルの民が訴えられる理由は何でしょうか。それはイスラエルの民に「誠実さと慈しみ」がないことでした。「誠実さ」と訳されている言葉(エメス)は、「互いに信頼しあう基礎となるもの」を意味します。神を真実な方と信頼して、信仰をもって従うことです。そして「慈しみ」と訳されている言葉(ヘセド)は、ここでは神への愛と忠実を意味します。

 イスラエルの民には、神の真実に応える誠実がない。また、神の愛に応える愛がないのです。これらの言葉は関係概念です。契約の民に対する神の真実に対して、イスラエルは真実ではないということです。

 これは事実上、神を知らないということです。神を知るというのは、人格的な神を知ることです。抽象的概念として、知識として知ることではありません。そして生ける神を人格的に知る者は、その方との関係に生きることになります。そのような生ける関係に生きることが、私たちには求められているのです。

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