月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年9月5日(木)

士師21章 ベニヤミン部族の回復

そのころ、イスラエルには王がなく、それぞれ自分の目に正しいとすることを行っていた。(士師21:25)

 イスラエルの連合軍によるベニヤミン部族の敗北は、その部族が消え去る危機を引き起こしてしまいます。そこで、再びミツパで集まったイスラエルの人はベニヤミン部族の回復を模索しはじめます。

 しかし、今日の箇所の結論は「そのころ、イスラエルには王がなく、それぞれ自分の目に正しいとすることを行っていた」(25節)といいます。つまり、その当時のイスラエルの悲劇は神の大いなる御業を教える指導者がいなかったということにあるとされています。

 指導者がいなかったために、イスラエルは「神の御心」よりさまざまな人間的な手段に頼ってしまいます。そういうことで、彼らは軽率な行いという悪循環を引き起こしてしまいます。

 このことは今日の私たちにおいてもとても大切な教訓です。キリスト者は「神の御心」(ロマ12章2節)に従う人です。私たちは人間的な計画や思いではなく、ただ御言葉と聖霊に頼る人です。私たちの生き方は、キリストにあってただ「神の恵み」に頼るのです。

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